小さなうさぎの記録

半々な小さなうさぎの記録

半々の小さなうさぎ


2017年10月
うさぎ専門店で出会った小さなオスうさぎ
先代うさぎさんが亡くなって3ヶ月程しか経っていなかったので
お家に迎えるかとても悩みました。
しかしゲージの札に書かれた誕生日が先代うさぎさんの命日。
小さいようで大きいきっかけでお迎えを決意しました。


7月20日生まれの小さなうさぎ
お迎えした当初は600~630g程だったかと思います。
歴代のうさぎさんに比べあきらかに小さく抱っこする事が怖かったです。



お迎えするきっかけは誕生日でしたが
気になる点があったのです。
小さいのは勿論ですが右側はパパうさぎ、左側はママうさぎの姿をしていました。
左右目の柄が違い、睾丸は1つしか無くパパうさぎ側についていました。
柄もくっきりと半分、不思議な子でした。


すくすく育っても670~700g行かず、小さいまま育ちました。
人好きで走り周るのが大好きな小さなうさぎ。
とても懐いてくれて冬は布団で一緒に仮眠をとっていました。


2019年
先天性の不正咬合が見られました。
歯切りを定期的にして頂きこの一年は特に病気は無かったです。


2020年2月頃
右頬下辺りにしこり
動物病院で診断されたものは膿瘍でした。
傷口を作り膿を絞り出す手術を行って頂きました。
今後の手術負担も鑑み自然に膿が出るよう傷口は緩く縫いました。


2020年6月上旬頃
再び右頬下辺りにしこり
前回とは様子が違くおかしな呼吸をしていました。
動物病院へその旨を伝えしこりの様子を見て頂きました。


翌日朝、傷口から自然に膿が出ていた為病院へ向かう。抗生剤を処方。


翌週、夜に努力呼吸となり翌朝病院へ。
レントゲンの結果、肺炎の診断。
口呼吸をしていた為、胃へ空気が入っていました。
そのまま2日間病院へ入院。


病院からの診断結果は
肺炎の影が薄くなっている旨と胃の空気は無くなったとの事でした。
利尿剤や抗生剤の薬を貰い、自宅へ向かいゲージへ。
翌日までは普通の調子でした。


病院から3日後、呼吸がしずらい様子。
酸素吸入器を臨時で使用。


後日、酸素室のレンタルをしました。
初日は辛さが和らぎ少々元気になりました。
翌日からは酸素がでているホースの真下にずっと留まる様子でした。
酸素室、投薬を続けていましたが生まれながらの小ささと体力低下もあり
7月6日お月様へと帰ってしまいました。



病院の先生には何度も夜分遅くに対応頂き、
「難しい病気が見つかる事よりも、こんなかわいい子に出会えた事が奇跡」
と言って頂き嬉しかったです。



7月20日の誕生日を迎えてほしいと強く願っていましたが
2歳と11ヶ月短い命となってしまいました。
間違った判断をしたんじゃないかと悲観的な考えになってしまいますが
まずは2年と11ヶ月ともに過ごしてくれた事に感謝したいです。